ファンダメンタルとテクニカルはどっちがいいの?
- 2007 03/27 (Tue)

今日は、投資の基本中の基本のお話をしたいと思います。
投資をするとき、その銘柄が上昇するのか、下降するのか予想して売買しますよね!?
そのときファンダメンタルを参考にして予想します?
それともテクニカル分析かな?
バカラ村は以前はファンダメンタル重視でした。
今はテクニカルに変わりましたけど。
ファンダメンタルを重視してた頃は、テクニカル分析なんて全く信用してなかったですね。
「その国が景気がいいから通貨が上昇するんじゃないの?」って考え方でした。
テクニカル分析で「次の目標値は1.618倍の○○○円だよ」とか聞くと、「そんなバカな」って思ってましたね。
でもファンダメンタルで負けて、チャートとにらめっこして気づきました。
「テクニカル分析の方が勝てるかも

確かに長期投資をするんであればファンダメンタルでもいけるのかもしれないけど。
長く見ればファンダメンタルの予想する方向に相場はいこうとするのでね。
ただ長期の間に予想しないことがいろいろ起こって反対に進み始めるリスクはありますけど。
短期投資であれば絶対テクニカル分析じゃないとダメですね。
ファンダメンタルで上昇と予想して1週間だけのつもりで相場に入ったときに、相場が「押し」とか「戻し」の最中ならやられちゃいますよ。
相場はジグザグに動くのに、そこまでファンダメンタルでは予想できませんから。
なのでバカラ村はテクニカル分析に変わりました。
もし投資を初めてするのであれば絶対テクニカル分析を薦めます。
だって、移動平均線に支えられたり、前回の高値とか安値で反発したりするんですよ。
これはテクニカル分析がちゃんと働いてる証拠だと思います

それでもファンダメンタル分析オンリーの人は、その予想が外れるまでは信用してくれないかなぁ

テクニカル分析は信用できなくても勉強しておくほうがいいとは思いますけど。
ファンダメンタルなら、相場に入るタイミングがいつかわからないですからね。
「思い立ったときに相場に入る」ってなっちゃうだろし。
決定的なファンダメンタル分析の弱点があります。
それは投資家が今何に注目しているかです。
例えば今は金利で相場が動いてますよね!?
金利が上がるか下がるかが相場を上下させてます。
その証拠に金利に関係する経済指標の発表のときに相場は乱高下してます。
消費者物価指数とか金利政策の発表とか雇用者統計がそれにあたります。
逆に貿易収支なんかは反応は薄いです。
でも数年前までは貿易収支とかGDPの発表のときは、今よりもっと乱高下してたんですよ。
今は景気が良くても金利が低ければ相場は下降するんですよ。
ってことは、ファンダメンタルの人は投資家が今後注目するのは何かも予想しないとダメってことです。
そんなの可能だと思います?
かなり難しいですよ。
ファンダメンタルオンリーの人は、まず投資家は数年後何に注目するかを予想して、それは今後上昇するのか下降するのかを予想することになるんですから

2つも予想しないとダメなんですよ

ってことでテクニカル分析の方が良いって分かってもらえましたか?
今日は投資の基本中の基本でした。
これからも応援よろしくお願いします


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