相場の局面
- 2009 08/03 (Mon)
株価が上昇すればクロス円も上昇し、株価が下降すればクロス円も下降する。
とすればFXをする上で株価も注目すべきではないでしょうか。
景気には波がありますが、それに先行して動く株価にも波があります。
株価の波は大きく分けて6つの波があるという考えがあります。
あくまでも超長期的な話になってしまいますが。
株価の波は「金融相場」、「業績相場」、「逆金融相場」、「逆業績相場」と、「中間反落」、「中間反騰」の6つです。
この6つは規則正しい順番で繰り返されるので、現在どの波なのかが分かれば、長期的な展望を立てやすいということになります。
順番としては「金融相場」→「中間反落」→「業績相場」→「逆金融相場」→「中間反騰」→「逆業績相場」となります。
波の説明に入る前に、「株価 = 予想収益 ÷ 金利」 という式の説明から。
金利が上がれば、お金をリスクのある株よりリスクの無い預金にシフトする人が増えるので、株価が下降します。
また予想収益が上がれば、株価が上昇すると考える人が増えるので、株にお金が集まり株価が上昇します。
なので、このような式が成り立ちます。
「金融相場」は、業績が悪いということで景気対策のため金利を下げます。それにより株価が上昇しているときです。
「業績相場」は、株価が上昇して、実態である業績も伸びてきているときです。
「逆金融相場」は、業績が伸びたことにより景気の過熱やインフレ対策のため金利が上がり、それにより株価が下降しているときです。
「逆業績相場」は、業績の低迷で株価が底値圏で推移しているときです。
上記の式とほぼ当てはまる感じで株価と金利は推移します。
これらを表にしたものが下記になります。

(出所 浦上邦雄「相場サイクルの見分け方」1990年 日本経済新聞社)
現在の相場はどれか考えてみると、金利は下げきっており、業績も低迷ぎみ、株価は上昇傾向なので、「金融相場」の位置にいると思われます。
なので、しばらくすれば調整相場である「中間反落」があるかもしれませんが、下がったところは長期的に買い場と見てもいいんじゃないでしょうか。
株と連動して動いているクロス円も長期的に調整下げが終われば買い場となりそうだと見てます。
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