ユーロドルと原油との相関性
- 2009 10/24 (Sat)
ポンドをトレードされていた方は振り回されたのではないでしょうか。
ユーロドルと原油との相関性が高いというのは有名な話です。
ユーロドルが上がれば原油も上がり、ユーロドルが下がれば原油も下がる。

ユーロドルの週足(ラインチャート。左軸)とWTI原油の週足(ローソク足。右軸)です。
去年の年末と今年の年初にユーロドルが吹き上がって、相関性は一時弱くなっていましたが、基本的にほぼ同じような動きをしてます。
ただ直近を比較すると、ユーロドルが急騰してますが、原油の上昇は弱い動きとなってます。
相関性がまだ続くとすれば、原油が急騰するのか、ユーロドルが下落することになります。
もしユーロドルだけが一方的に下落すれば、1.40辺りまで急落するということになります。
サヤ取りをするのであれば、ユーロドルの売りと原油の買いを同時に建てるのが正解になります。
ただこの相関も週足で見ているので、乖離が修正され始めるのはすぐではないと思います。
少なくとも、ドルを今は買える状態ではないし。
短期的にはユーロドルは、1.50の大きな節目も越えて、上昇トレンドを継続してます。
また来週の木曜にアメリカのGDPの発表がありますが、今週のイギリスのGDP発表時のポンドの下落がイメージとして投資家の頭に残っているでしょうから、同じように発表までドルは売られやすい状況にあるのではないでしょうか。
原油との相関性から長期的には、上記のチャートでもあるように、どこかでユーロドルの上昇が止まり、調整があっても不思議ではないということになります。
それは来年以降になってしまいそうですが。
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