ユーロ圏の悪さと米の悪さ
- 2011 01/10 (Mon)
ユーロ圏に関しては、PIIGSの問題がまだ収束してません。
それに経常黒字国と経常赤字国がユーロ圏の中で混ざっているのも問題です。
ユーロ安によって、経常黒字国のドイツやフランスは輸出が伸びて、外貨を稼ぎ、景気がよくなります。それに対して、経常赤字国はユーロ安によって輸入額が高くなり、さらに経常赤字へ。
経常赤字が続けば、通貨切り下げなどをして経常赤字を解消していくものですが、ユーロは統一通貨なので、その手段も望めません。
なのでギリシャやポルトガルやスペインなどの経常赤字国は、景気アップのための打つ手が少ない状態です。
アメリカは、経済指標が短期的に良いものが出てきてますが、まだ本格的に底打ちしているとは思えません。
住宅市場は減税効果などで、一時的によくなっていたものの、減税策の期限が切れたと同時に販売数が減少してます。車も減税策のときは売れていたものの、期限が終われば減少傾向へ。
需要を先食いしているだけのようです。
それにユーロ圏が財政再建策に乗り出しているので、アメリカも財政再建策に乗り出さざる負えない状態です。
財政再建策となれば、景気を好転させるには金融緩和策しかないことになります。とすれば、景気アップの効果も薄い状態です。
とすれば、この景気の悪さはしばらく続くことになりそうです。
相場は経済面からだけで動くわけではないので、このようなことを考えてもトレードの有効性は低いですが、数か月ぐらいでみると、ドルとユーロなら、ユーロの方がまだ悪さが注目されています。
そう考えればユーロドルは下に向かいやすいんでしょうね。
ちなみに中国はまだまだ大丈夫そうです。
サブプライムやリーマンショックのときも回復が早かったですが、もしまたユーロ圏やアメリカなどで2番底を狙う動きとなっても、回復するスピードは速そうです。
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- posted 23:55 |
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Comment
こんばんは。
>今年の注目通貨はユーロとドルだと思いますが、考えれば考えるほどどっちも買えない通貨です^^;
まだ暫く為替は「どこが悪いか」比べながらの取引になりそうでしょうか。
豪ドルはいいと思うのですが、株安の流れになると急降下したりするので、まだ買いの時期ではないのかな、と思ったりします。
(1~2月はダウが上がらないことが多いのも気になります)
結局、消去法的に円買いってことでしょうか(笑)
こんばんは~
オージーは洪水のせいであまり良いような感じでもなさそうですよ。
オージーのかわりにカナダが注目され始めてますけど^^
スプレッドが広いので、あまりやりたいと思わないですけど、スイング以上であればいいんでしょうね^^
スイスが最近弱いですし、スイスを売って、カナダを買って、って感じかな。
たぶん私はしないと思うけど(笑)
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