エリオット波動で相場を予想1
- 2007 11/30 (Fri)
エリオット波動は知っている人も多いと思いますが、詳しくは知らないって人も多いみたいですね。
エリオット波動のいいところは将来を予想できるというところにあります。
「まだ上昇するのか」、「反転するのか」、「ターゲットはいくらか」が大まかに分かります。
でも慣れるまで時間がかかるという欠点もありますが。
基本的な流れは5つの波で上昇して、3つの波で下降するというものです。
上昇(1波動)⇒下降(2波動)⇒上昇(3波動)⇒下降(4波動)⇒上昇(5波動)
この5つの波で大きな上昇を作ります。これを『衝撃波』といいます。
その後、下降(A波動)⇒上昇(B波動)⇒下降(C波動)
この3つの波で大きな下降を作ります。これを『修正波(または訂正波)』といいます。

この8個の波で1つの流れを作ってます。
これで1つのサイクルが終了です。
このエリオット波動の波を数えるときの条件があります。
数えることをカウンティングっていったりもします。
この条件とは
・2波動目の安値は1波動目の安値を下回らない
・衝撃波の中では3波動目が一番大きく動い
・1波動と4波動は重ならない(1波動の高値が4波動の安値より高くならない)
・衝撃波の中では1波動と5波動の長さが同じになることが多い
・修正波の中ではA波動とC波動が同じ長さになることが多い
・ターゲットはフィボナッチ係数と合わせて算出することが多い
このような条件というか、規則というか、特徴があります。
ダウ理論もこの考えとかなり近いところがあります。
このエリオット波動は何かの本で、ダウ理論が派生したものだという記事を読んだことがあります。
だから近い考え方になるんでしょうね。
ただ、ダウ理論の場合は5波動目が大きくなると考えられているのに対し、エリオット波動は3波動目が大きくなると考えられてます。
それぞれの波動がどういう状態で波を作るのかを詳しく述べると、
1波動目で上昇が始まるわけですが、このときは市場当事者は上昇するのか、どうなのかがはっきりしない状態のままの上昇となります。
その後2波動目で上昇するのかどうなのかが分からないので、1波動目の上昇分のほんどを下降することがあります。
ただこの1波動の安値は絶対に下回らないです。
次に来る3波動目は1波動目の安値を下回らなかったということで、相場は強いと判断され、大きく上昇していくことになります。
その後の4波動目では利食いが入り、上昇が修正されます。
最後に5波動目で市場関係者はまだまだ上昇すると考えてポジを増やしていくことが多いです。
そこで天井を打ち、修正A波動で利食いが入り下降します。
ただ一部の投資家はまだ楽観視したりしている状態です。
修正B波動では押し目と思った投資家が買いのポジを取り上昇をしますが、5波動の高値を抜くことはないです。
修正C波動では買いのポジを持っている人の投売りとかがでてくるので大きく下降したりします。
これが一連のサイクルになります。
きれいにチャートの形ができたのであれば分かりやすいですが、これが崩れていることもあります。
それが『フェイラー』や『エクステンション』であったりします。
この続きはまた後日♪♪
ターゲットの算出して予想する方法もまた後日♪♪
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Comment
こんにちは。
こちらをみて、
エリオット波動っていうかこういう形のチャートに出会ったら売ろう!
と、売ってみたらちょっとプラスになりました。
ありがとうございますm(__)m
こんばんは~
エリオット波動って難しいですけどね^^;
恣意的なものが結構含まれてしまうので。
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