ダイアゴナル・トライアングル
- 2008 06/14 (Sat)
ダイアゴナル・トライアングルについてです。
これをまとめてみます。
ダイアゴナル・トライアングルはエリオット波動の延長でおこる形です。
エリオット波動は通常5回の波で上昇して、3回の波で下降します。
しかし、上昇が強いときは、5回目の上昇が延長して通常の形状をしないものです。
ダイアゴナル・トライアングルは斜行三角形の形状となります。
上昇が強いので、下値が切り上がるような形状になるのです^^
そして特徴としては、5波動目の中でさらに5つの波をカウントでき、さらにその1つ1つは3つの波を形成しています。
今回ユーロドルがダイアゴナル・トライアングルを形成しましたが、少し小さい規模なので、カウントは難しいですね^^;
別の特徴としては、ダイアゴナル・トライアングルの形状をブレイクすると、ターゲットが明確にでるので、トレードしやすいというもの。
ブレイクした場合のターゲットは、持ち合いのスタート地点という考え方が一般的です。
さらにブレイクをしたことによって、トレンドの転換を確認できるということも特徴として挙げていいのではないかと思います。
ブレイクしたときは、そのブレイクポイントはエントリーポイントになるということも明確にできるので、これも特徴ではないでしょうか。
もっとも重要な特徴としては、ダイアゴナル・トライアングルが出現すれば、今までのトレンドが終了したことを示唆します。
ダイアゴナル・トライアングルが形成中であれば、いままでのトレンドが終了に近いということなので、不用意にポジションを取ることも防げます。

ユーロドルの日足です。
ダイアゴナル・トライアングルを形成中のときは、バカラ村は気づきませんでしたが、ブレイク直前に気づいたので、何とか買いのポジションを手仕舞い、ちょっと遅かったですが売りで建てることはできました。
形成中のときに気づかなかったのは形状が小さかったので、3つの波をカウントできなかったんです(汗)
ユーロドルが4月24日に下へブレイクしまいた。
これで今までの上昇トレンドが終了したことを意味します。
さらにブレイクしたことによって、その位置が本来エントリーポイントになります。
ターゲットは破線で表しているラインです。
斜行三角形のスタート地点がターゲットとなります。
特徴の通り、今回のユーロドルはターゲットまで行ってます(そのときの記事です)。
さて、ここまでは過去の話です。
この後ですが、
以前に日経平均でもダイアゴナル・トライアングルが出ています。(このときは下向きのトライアングル)
斜行三角形を形成していた期間は1992年5月からの3ヶ月間も持ち合いになっています。
そのあとブレイクして、同じようにターゲットまで上昇しました。
斜行三角形のスタート地点をそのあと半年ほど抜くことはなく推移していました。
今回は持ち合い期間が1ヶ月ほどです。
とすれば、もうそろそろ、上へ向かうのか、下へ向かうのか、出てくるのかもしれないです。
市場の雰囲気はこれ以上ドルを安くしたくないようなので、下へ向かうのかもしれないですね。
ちなみに特徴の一つにトレンドの終了とありますが、私のカウンティングでは上昇トレンドのスタートは昨年12月です。
このときからの上昇トレンドが終了ということなので、もっと大きな超長期的なトレンドとは別になります。
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