ドル円相場の癖
- 2007 03/21 (Wed)
これで応援してくれる人が増えたらいいんだけど

このブログを以前から読んでくれている方なら知っていると思うんだけど、
2月22日の121.62円から、115.14円まで6円48銭下落したよね。
その後、バカラ村はこれが下降トレンドであれば、下値をさらに更新していくときの戻りの最大は118.40円と言ってました。
この位置は半値戻しの位置です。
でも118.48円まで戻っちゃたけど。
そこで今日はこの半値戻しについて話します。
さらにドル円の癖もふまえての話なので、かなりためになるお話です。
まずフィボナッチ比率について。
日本では黄金比と呼ばれたりしてますよね。
綺麗なものや美しいものは不思議と38.2%や61.8%になってたりするんですよね。
チャートでも直近安値から直近高値までの38.2%を戻して再度上昇していくことが多々あります。
チャートはジグザグにいくのでそのときの戻しの目安にされていたりします。
その戻しはどこまでかは38.2%、50%、61.8%と3段階あるのです。(場合によったら4段階に分けるときもあるけど)
続きは↓クリック
①38.2%まで戻して上昇
②半値まで戻して上昇
③61.8%まで戻して上昇
④100%(100%以上)戻して上昇
まず④は上昇トレンドと言っていいのか疑問です。
どちらかというと持ち合い相場に近いと思います。
したがってここでは省きます。
バカラ村の見解はドル円が上昇(下降)トレンドを続けていくには、①もしくは②じゃないと勢いがなくなって、トレンドが終了すると考えています。
この記事を書くきっかけにもなったのは他のブログを見ていると、「半値戻したから下落する勢いが溜まった」と言う書き込みがいくつかあったからです。
バカラ村の考えと反する内容ですよね!?
バカラ村は①②
他のブログ管理人は③
確かに基本は③でもいいんです。
半値戻してさらに上昇するのが相場の基本かもしれません。
しかし、投資はその相場の癖をふまえてトレードしないとやられてしまいます。
基本形までは誰でも考えて取引すると思うのですが、その相場(FXなら通貨ペア)の癖を検証して、取引しないとダメです。
それではドル円相場はどんな癖があるのでしょう?
過去の「ドル円の戻し」を見てみたいと思います。
とりあえずはここでは2006年以降で検証します。
06年1月に113.41円の安値をつけ、上昇後、高値119.39円をつけました。
そのあと115.47円まで下がりますが、上昇せず持ち合い相場に。
さらには4月に上昇せず下落しています。
次に4月の下落を検証すると、
118.72円から下落が始まり、108.98円までいきました。
その後113.38円まで上昇しますが、再度の下落はなく、上昇しています。
その後もジグザグに上昇はしていますが、半値戻しての再上昇はないです。
①での再上昇になっています。
これはあくまで約6円以上のトレンドがでたあとの検証としています。
小さな値幅であれば半値戻しもありますが、それはトレンドがでていたと言えるのか疑問でもありますので。
結果的に38.2%以上戻した場合は再度同一方向に進むことは難しいと考えます。
なので今回について38.2%戻ったので再度下値を試す勢いはなくなっていると考えます。
ある程度の下値更新はありえるかもしれませんが、勢いは少なくなっていると思います。
本当に下値を更新していくなら、①38.2%戻しの117.61円までの上昇で収まらないといけなかったのです。
バカラ村は半値までとりあえず今回は見ていましたけど。
今回118.40円の半値を超えているのでバカラ村はさらに下落するとは考えていません。
これはあくまでバカラ村の考えです

ついでに他の通貨ペアについて言うと、
ポン円であればトレンドがでればほとんど戻しなく上昇していきます。
38.2%までも戻ることはかなり少ないです。
もし半値まで戻るようなら、そこでは止まらずまだまだ下落することの方が多いように思います。
今回は真面目な内容になりましたけど。
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